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事例) A社殿構内ネットワーク・システム


総延長数Kmにも及ぶ巨大な構内ネットワークを設計しました。基幹ネットワークの大部分をファイバによる二重化構成とし、また、WAN側のネットワークも二重化、さらにマルチキャリア回線とし、完全なノンストップ・バックボーンを構築しました。
ネットワーク回線には、予測できない様々なトラブルが発生します。例えば、電磁ノイズや、異常電圧や雷などから受けるサージ、物理的な衝撃による回線断やショート、不良端末などによるショートや高電圧の流入、さらには、動物による食害など、ネットワークが複雑になり、総延長が長くなればなるほどこのリスクは増大します。対して、これらの障害に対しては、物理的に想定していないため、多くのネットワーク機器では障害を検知できずにトラブルとなるケースが多くあります。
より強固な二重化システムとするには、物理的に配線を二重化することはもちろん、さまざまなプロトコルを駆使した論理的な二重化策を講じる必要があります。
ダンボネット・システムズは、LAN技術の初期からの実績により、ネットワークプロトコルを駆使したあらゆる方法で可用性を高めるノウハウを蓄積してきました。本事例においても、物理的な回線の二重化、ネットワーク機器の持つフェールセーフ機能の利用に加え、VRRPプロトコル、RSTPプロトコルといった論理的二重化プロトコルの導入、さらにはOSPFプロトコルのダイナミックルーティングによる経路の確保を行うことで、現状最高レベルの可用性を達成しました。



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